わたしを守る「生命保険」
7. もっと知っておきたい保険のこと
生命保険について、さらに知りたいという方のために、いくつかのポイントを簡単にまとめました。
(1) 結婚したら保険金の受取人を配偶者に変更しよう
独身のうちは、保険に加入する際、死亡保険金の受取人を親にして契約する方がほとんどでしょう。結婚後に受取人を親のまま変更しないで、夫が亡くなると、妻と子がいたとしても、死亡保険金を受け取るのは夫の親となります。親が受け取った保険金を息子の妻に渡すと贈与になり、贈与税がかかります。そんなことにならないよう、結婚したら保険金の受取人を配偶者に変更しましょう。タイミングを逃すと忘れてしまいがちです。結婚したらすぐにやるべき手続きと心得ましょう。
同じように離婚のときも受取人を変更します。別れたパートナーに死亡保険金を残す必要はありません。子の学費等が目的なら、子を受取人にすればよいのです。再婚のときも忘れずに変更しましょう。