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わたしを守る「生命保険」

4. 保険で貯めるメリットとデメリット

(6) 外貨建て保険で貯めるメリットとデメリット

外貨建て保険とは、養老保険、終身保険、年金保険などの保険料をアメリカドルやオーストラリアドルなどの外貨で支払い、保険金や年金、解約返戻金を外貨で受け取る保険です。日本よりも、金利が高い国の通貨で契約すると、保険料が安く(利回りが高く)なります。ただし、円を外貨に替えて保険料を支払ったり、外貨を日本円に替えて保険金や年金を受け取る際に、為替手数料がかかり、為替相場(円と外貨の交換レート)の変動リスク(為替リスク)があります。

メリット:高金利国通貨の保険は保険料が安い

日本よりも金利の高い国の保険は、日本の保険に比べて保険料が安くなる傾向があります。たとえば、同額の死亡保障の終身保険の保険料が、外貨建てだと安くなることがあります。同じ保険料なら、より大きな死亡保障、より多い年金を契約できる可能性があるということです。

デメリット:為替リスクがある 仕組みがわかりにくい

為替リスクがあることを理解しておきましょう。保険金や年金を外貨で受け取るときの為替相場によって、得をすることもあれば損をすることもあります。

保険金10万ドルを受け取るとき、加入時1ドル=100円だったのが、1ドル=120円と円安になれば10万ドルは1,200万円になります。逆に1ドル=80円と円高になれば、円に換算した価値は800万円になります。このように外貨建て保険は、保険金を受け取るときに、契約したときより円安(外貨高)になると得になり、円高(外貨安)になると損になります。

また、一時払いで外貨建て保険を購入することは、実質的に外貨へ一度にまとまった金額を投資することになり、円がいちばん安い水準のときに外貨を買ってしまうリスクがあります。外貨保険を契約する方には、5年以上の期間をかけて保険料を月払い、年払いすることをお勧めします。

外貨建て保険には、仕組みが複雑なものがあります。契約する前に、家族や専門家に同行してもらい、十分に説明を聞いて理解することが大切です。外貨で運用するというのがどういうことかを体験し理解するため、外貨建て保険の前に、月数千円~数万円から外貨預金や外貨建ての投資信託を経験してみることをお勧めします。投資や為替が理解できない方は、外貨建て保険は契約しないようにしましょう。

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