わたしを守る「生命保険」
3. 年代別、ライフスタイル別に保険を選ぶ、見直す
(9) 相続に備える
まとまった資産を持つ人が亡くなると、相続した人に相続税がかかります。自分が死んだとき、配偶者や子どもに相続税がかかる可能性がある人は、生命保険を使って相続に備えることができます。
妻や子を保険金の受取人にして、「終身保険」に加入すれば、自分が死んだときには必ず死亡保険金が払われます。妻や子は、受け取った保険金から、相続税を払うことができます。死亡保険金には税金の控除もあるので、現金で残すよりも税負担が少なくてすみます。
ただし、相続のことは複雑で法律も度々改正されます。素人判断では間違ってしまうことがあります。心配なら必ず、税理士や相続診断士、FPなどの専門家に相談してください。