わたしを守る「生命保険」
1. 生命保険の基本
(3) 会社によって保険の種類も保険料も違うので、必ず比べる
日本には42の生命保険会社があります(2020年5月現在)。
同じような保険でも保険会社によって保障内容や保険料が違います。
日本の大手の生命保険会社なら、終身保険、定期保険、養老保険といった基本的な商品は、ほぼすべてそろっていて、さまざまなバリエーションがあります。
ほかに、がん保険を得意とする会社、インターネットを通じて主に医療保険と定期保険を販売している会社、投資型の保険に力を入れている会社などがあります。
インターネット販売の保険はわりとシンプルでわかりやすいものが多く、消費者が自分で選びやすいように工夫されています。一方、保険の外交員や保険ショップなどが対面販売する保険には、仕組みが複雑でわかりにくいものもあります。
全く同じ内容の保険(たとえば、死亡時に1,000万円が払われる期間10年の保険)でも、保険会社によって保険料が違います。
会社によっていろいろな保険があり、保険料も違います。選択肢が多いのは良いことですが、その中から自分にぴったりの保険を選ぶには、保険の基礎知識が必要です。
生命保険の本を読んだり、ウェブで保険会社や保険商品の情報をじっくり見てみましょう。ただし、ウェブの情報の中には信頼できないものもあるので、必ず情報提供者、責任者が誰かを確認してください。