わたしを守る「生命保険」
2. 上手に選ぼう
(1) 目的をはっきりさせる
何かをする前に、まず目的をはっきりさせるというのは、仕事や勉強だけでなく、生命保険選びにも当てはまる鉄則です。まず、「誰のためなのか」、「生きるためなのか」、「死んだときのためなのか」をはっきりさせましょう。
自分や家族が病気やケガをしたときのためなら、医療保険を選びます。一家の稼ぎ手が亡くなったときの家族のためなら、死亡保険(定期保険、終身保険、それらのバリエーション)を選びます。目的がはっきりすれば、保険選びはシンプルです。
インターネットで調べるときも、保険ショップで相談するときも、営業職員から勧められるときも、保険に入る目的を、自分ではっきりさせておくことが大切です。
「目的に合う保険は何か?」、「金額や期間はどうか?」といったことを考えるには、保険に関する基礎知識が必要です。もし自分でわからなければ、専門家(たとえば、自らは保険を販売していない独立系ファイナンシャルプランナー(FP))に相談することをお勧めします。