活動内容・方針
2014年度活動の総括と2015年度活動方針
II.当委員会の取り組み
1.2014年度の活動実績
2014年度は、「広めようお金の知恵 ~ 生きる力、自立する力を高めるために」を基本活動指針に掲げ、次の2つを軸に活動を積極的に展開した。
① ネットワークを活用した金融広報活動の推進体制整備
- 2014年6月、金融経済教育推進会議事務局として「金融リテラシー・マップ」(以下「マップ」という)を公表。また、同月「学校における金融教育推進のための懇談会」を設置し、発刊後7年を経過した「金融教育プログラム」(以下「プログラム」という)の改訂に取り組んでいるところ(同書掲載の「年齢層別の金融教育内容」の改訂版<「学校における金融教育の年齢層別目標」>を本年3月に公表)。
② 波及効果の引上げを重視した金融広報活動の推進
- 学校で金融教育の優れた実践を行っている教員等の知見や各種講演・出前授業等への金融広報アドバイザー派遣の経験などを活かしつつ、教員セミナーなど「指導者層向け活動」の一層の強化を図る、との考え方を基本に取り組み。
2.2015年度の活動方針
2015年度は、2014年度の基本活動指針を継続しつつ、「マップ」、「プログラム」改訂等、これまでの活動成果を踏まえ、質の向上に重点を置いた取り組みを展開する方針(詳細は別紙参照)。
- 金融経済教育推進会議を設置した2013年度は「連携に向けた推進体制の土台作り」、2014年度はその「推進体制の確立」に重点をおいてきた。今後は、引き続き推進体制の維持強化の取り組みを進めつつ、各種活動の「質の充実」、さらにはこうした取り組みの定着と効果浸透へと発展させていきたい。