金融商品なんでも百科
(平成30年4月)
預貯金
納税準備預金
概要
特徴
納税にあてる資金に限って預入れるための預金です。一般的に、利率が普通預金よりも高く設定され、しかも、利息は非課税となっています。引出しは原則として納税にあてるときに限りますが、納税目的以外の引出しを行うと課税扱いとなります。
最低預入金額
1円が一般的です。
利率
各金融機関が任意に設定します。適用金利は金利改定に伴い随時変動します。利息のつく単位残高が1,000円以上の場合に限り、100円単位で利息がつくのが一般的です。
預金保険制度の適用
適用対象です。
<留意事項>
利息にかかる税金
納税のための特別な預金である性格上、非課税扱いの措置がとられています。納税目的以外の引出しがあった場合は、その引出日の属する利息計算期間中の利息については、20.315%の源泉分離課税が適用されます。
納税貯蓄組合預金
納税貯蓄組合法に基づき、納税貯蓄組合の組合員のみが預入れできる預金です。納税目的以外の引出しもできることになっていますが、実質的には一般の納税準備預金とほとんど異なりません。