金融商品なんでも百科
(平成30年4月)
預貯金
通知預金
概要
特徴
資金を短期間だけ預けるときに、運用することができます。引出しは、通常、預入後最低7日間は据置く必要がありますが、引出すときには少なくとも2日前には通知することになっています。払出しは、原則として解約時に一括して払戻します。用途としては、近い将来にその資金を引出すことが決まっていて、その時期まで資金を運用したいときに使います。企業が土地代金や売上代金などまとまった資金を、運用期間が決まるまでしばらくの間だけ預けておくときに使うことがあります。
最低預入金額
金融機関によって違います。
預金保険制度の適用
適用対象です。
<留意事項>
利率
各金融機関が任意に設定します。利息は日割計算され、引出しの際に支払われます。適用金利は、金利改定に伴い随時変動します。引出しに制約がある分、金利が優遇されることもありますが、据置期間内に解約した場合には、普通預金の利率になります。
据置期間1か月の通知預金
通常の通知預金は据置期間が7日間ですが、この据置期間を1か月と長めにとって、金利を普通預金よりも優遇した通知預金があります。この通知預金は、最低預入金額が50万円以上で、預入金額が大きくなると金利が高くなる仕組みになっています。
ただし、適用金利は固定されておらず、金利改定があるたび金利が変わります。