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やさしいデリバティブ

3 オプション取引

3-3 オプション・プレミアム

“自分が得するときだけ売買を行うことができる”

こんなステキな権利がタダで手に入れられるわけはなく、権利を手に入れるためには権利料(オプション料)という、いわば権利の購入代金を相手に支払わなくてはなりません。

このオプション料のことを「オプション・プレミアム」、または単に「プレミアム」と呼びます。

オプションは、将来の値上がりや値下がりというリスクに備えるために入っておく、保険のようなものと考えることもできます。言ってみればプレミアムは、保険会社に払う保険料に似ています。

プレミアムの価格が変化するタイミングの例

プレミアムは、下記のような変化によって、価格が上がったり下がったりします。

  • オプションの対象原資産の価格
  • ボラティリティ(値動きの大きさ)
  • 満期までの期間

ボラティリティとは、原資産の価格の変動度合いを示す言葉です。

ボラティリティが大きい原資産のオプション・プレミアムの価格は高く、ボラティリティの小さな原資産のオプション・プレミアムの価格は低くなります。

オプション取引の反対売買

先物取引と同様に、取引所取引のオプション取引では反対売買ができます。

反対売買とは、当初の取引と反対の取引を行うことです。反対売買をすれば、その時点でオプション契約は消滅し、プレミアムの買値と売値の差額を受け渡し、取引は終了します。

反対売買とは

反対売買ができるということは、オプション・プレミアムの変動を利用して、利益をねらう取引を行うことができるということです。

オプションを安く買って、その後プレミアムが上昇した時点で高く売れば、差額が利益になります。

逆に、最初に売っておいて安く買い戻すことでも、利益を得ることができます。

下記説明のイメージ図

例えば、コールオプションのプレミアムが300円のときに買い、その後500円に値上がりしたときに反対売買(ここではコールオプションを売る)を行えば差額200円が利益です。

コールオプション

反対売買を行うということは、当初買ったコールオプションを、期日を待たずに手放したことになるため当該取引は終了します。


つづく

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