家計の金融行動に関する世論調査
家計の金融資産に関する世論調査[二人以上世帯](平成15年まで)
家計の金融資産に関する世論調査 平成14年調査結果
I 金融資産の保有状況
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金融資産の1世帯当たり平均保有額は1,422万円となり、2年連続で前年を下回った(前年比▲17万円)。金融資産保有世帯の中央値も、833万円と前年(900万円)を下回った。金融商品別にみると、最も構成比の高い預貯金(郵便貯金を除く)は前年とほぼ同額の550万円となったが、そのうち定期性預貯金は352万円と前年比33万円の減少となった。
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現在の金融資産保有額が1年前に比べ「減った」と回答した世帯は、2年連続で前年比増加し、設問開始(昭和63年)以来初めて回答世帯の過半に達した。金融資産保有額が減少した世帯にその理由を聞いたところ、「収入減による貯蓄取り崩し」を挙げた回答世帯が半数を超えた。
- 今後保有を増やしたり、始めてみたい金融商品としては、預貯金(郵便貯金を除く)を挙げた世帯が引続き最も多く、前年比も増加。一方、株式や公社債投資信託(MMF等)などは前年に比べて減少した。