ナビゲーションをスキップして本文へ

これより本文です

老後を豊かに過ごすために ─リバースモーゲージという選択肢─

(利用する際の注意点)

利用にかかる借入金利や返済総額などに注意

利用にあたっての注意点として、商品によっては都市部の住宅など対象地域が限定されていたり、一定額以上の評価物件であることなどの条件を満たさなければ融資が受けられない場合があります。

リ・バース60は全国を対象にしていますが、実際の利用地域を見ると、神奈川県が約13%、東京都が約11%、大阪府が約10%、兵庫県が約8%、続いて埼玉県、千葉県と、やはり都市部が中心となっています(2022年4月~6月に付保申請のあった案件)。

住宅(建物部分)は築年数が長くなるほど資産価値が減少するので、長く暮らした自宅を担保にする場合、土地部分の評価が融資の可否や金額を決めることになります。

そのため、土地部分だけの売却ができないマンションにおいては、融資対象にならなかったり、対象になっても戸建てより条件が厳しかったりする場合もあります。

また、融資額には上限があるため、家の買い替えなどが目的の場合、追加の自己資金が必要になることもあります。

(金利変動リスク)

借入にかかる金利は、変動金利で年に2回見直されるのが一般的です。

今後、金利が上昇した場合に、毎月の利息の支払いが増加するリスクがあることも考えておいたほうがよいでしょう。

利息の支払いが滞ると、終身契約であっても、契約の途中で融資額の返済を求められることもあります。

また、基本的に生存中は利息を払い続けることになり、元金は減らないため、長生きをすると利息と元金の合計額が一般的な住宅ローンを借りた場合より多くなる可能性もあります。

融資限度額が定期的に見直しされる商品では、担保物件の価値が下落すると、融資限度額が引き下げられることがあります。

融資限度額を借入残高が上回れば、差額分について返済を求められる可能性もあります。

なお、家を売却した資金で住宅ローンを組まずに住居費の負担が少ない家に住み替えることができれば、リバースモーゲージのように融資を受け、利息を支払う必要はありません。

老後を豊かに過ごす方法は、個々人の資産状況などに応じて選択する必要があります。

そのうえでリバースモーゲージに興味がある場合は、メリット・デメリット、各商品の違いを考慮し、家族とも十分に話し合いをするなど、慎重に検討することをおすすめします。


つづく


著名人・有識者が語る一覧をみる

  • 日本文学研究者・早稲田大学特命教授 ロバート キャンベルさん
  • 歌手・タレント・女優 森公美子さん
  • 映画字幕翻訳者 戸田奈津子さん
  
  • Let's チョイ読み!

おすすめコンテンツ

  • くらし塾 きんゆう塾
  • 刊行物のご案内
  • 金融経済教育推進会議
  • ナビゲーター
  • 伝えたいこの一言~生きるために大切な力
  • 金融リテラシー 講師派遣・講義資料・講座