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老後を豊かに過ごすために ─リバースモーゲージという選択肢─

(資金使途と融資限度額)

資金使途と融資限度額

一般型の場合、融資資金の使途は原則自由とするものが多い傾向にあります。そのため、住居費や生活費として使うのはもちろん、極端に言えば世界一周旅行に出かけるために使うこともできます。

これに対し、リ・バース60は、融資資金の使途が、住宅の建設や購入、リフォーム、住宅ローンの借換え、サービス付き高齢者向け住宅の入居一時金など、住居費関連に限られているのも特徴です。

このことから、リ・バース60は「リバースモーゲージ型住宅ローン」として、一般型とは区別されています。

このほか、一般型は住宅や土地の担保評価額を基にした各金融機関の審査基準により融資額が決まりますが、リ・バース60は担保評価額の最大65%など、融資限度額にも違いがあります【図表4】。

【図表4】金融機関独自のリバースモーゲージとリ・バース60の比較
金融機関独自のリバースモーゲージ※1 リ・バース60※2 ※3
資金使途 基本的に自由 住居費関連に限定
対象者 50歳以上 商品ごとに上限あり 60歳以上 年齢上限なし
対象物件 担保評価額や地域などで条件がある場合が多い 全国
融資限度額 担保評価額を基にした各金融機関の審査基準により決定 担保評価額の50%または60%※4
ただし、8,000万円以下で、所要資金以内
融資時期 借入時に全額を一括融資または分割融資 借入時に全額を一括融資
返済方法 利用者の生存中は利息のみを支払い、死後に相続人等が元本を一括返済。毎月の利息の支払いがなく、死後に利息と元本を一括返済する商品もある 利用者の生存中は利息のみを支払い、死後に相続人が元本を一括返済するか物件処分により返済(債務が残った場合、リコース型であれば相続人による返済が必要)
  1. 取扱金融機関の商品によって条件等は変わる
  2. 満50歳以上満60歳未満の人も利用できる。この場合は、融資限度額が異なる。
  3. 実際の融資条件は取扱金融機関によって変わる
  4. 担保とする住宅が長期優良住宅の場合で、利用者の年齢が満60歳以上のときは「担保評価額の55%または65%」となる。
(出所) 
監修者作成


つづく


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