おかねのね
景気が良い、悪いってどういうこと?
子どもに助言
景気が良いときと悪いときのしくみを子どもが理解できたら、それぞれどんな状況が考えられるか、家計に与える影響について身近な例で話し合ってみましょう。
<景気が良いとき>
- 給料やボーナスが増える
- おこづかいやお年玉が増える
- お金を使いたくなる
- 旅行やレジャーなどに行こうと思う
- 預貯金の金利が上がる
- お金を借りるときの金利が上がる
- 求人が増える
- 株価が上がる
- ものの値段が上がる
<景気が悪いとき>
- 給料やボーナスが減る
- おこづかいやお年玉が減る
- お金を使いたくなくなる
- 旅行やレジャーなどに行こうと思わなくなる
- 預貯金の金利は下がる
- お金を借りるときの金利が下がる
- 失業者が増える
- 株価が下がる
- ものの値段が下がる
景気が良い時でも良いことばかりがあるわけではありません。給料も増えますが、ものの値段が高くなって買いにくくなったり、金利が高くなって住宅ローンなどのお金が借りにくくなったりします。逆に景気が悪いときも悪いことばかりではありません。給料は減りますが、ものの値段が下がって買いやすくなります。また、住宅ローンなどの金利も低くなるのでお金を借りやすくなります。
景気もバランスが重要です。悪すぎても、良すぎても弊害が出てきます。政府や日本銀行は財政政策や金融政策などによって、物価や経済活動が安定し、持続的な成長が維持できるようにさまざまな政策を行っています。
用語集もご覧下さい。
もっと調べたいときには・・・
- にちぎん☆キッズ(日本銀行へリンク)
- 「お金のかち」で景気について学べます。
- お札と探検!日本銀行(日本銀行へリンク)
- モノの値段やインフレ・デフレについて知るとともに、日本銀行の金融政策について学べます。
このテーマも学んでみよう!
- 景気が変わると何が変わる?<おかねのやくわり道場>(小学5・6年生)