おかねのね
自分でお金をはらってみよう
お金を払う体験は財布から現金で
買い物の際、子ども自身に財布、現金を持たせていますか?「すぐに落としそう」「全部使いそう」「危ない」・・・。「だから持たせない」という方もいることでしょう。最近では「電子マネーを持たせている」という家庭もあると聞きます。実は、財布と現金には、電子マネーでは教えられない重要な役割があります。
自分の財布から現金で支払う体験は、お金の数え方、おつりの計算の仕方を学べるだけでなく、「使えば減る、無くなる」ことが体感でき、子どもにお金の大切さを考えさせるよい機会となります。お金は大切、自分のお金は減らしたくないと感じた子どもは、次に商品を選択する際に、考える時間が増えたり買い物を控えたりする行動が見られるようになります。数字だけが減って形が変わらない電子マネーを使わせる前に、現金での体験を積極的にさせましょう。
子どもに財布を管理させる場合には、持ち歩くときの注意点や家の中での保管方法を一緒に確認します。小さなお金もたくさん集まれば大きなお金になる大切なもの、という意識を持たせ、ポケットや引き出しに入れておくのではなく、財布で管理できるように習慣づけましょう。
子どもの財布の選び方
外出の際の紛失を防ぐには、ひもを付けてポケットと結んでおいたり、鈴を付けて落としたときに音でわかるようにしておくといいでしょう。「私の財布」とわかるような目印になるものをつけてもいいですね。財布から小銭が取り出しやすいように、口が大きくて中がよく見えるものを選びましょう。
用語集もご覧下さい。
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