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初めての1人暮らし、賢いお金の管理術

出ていくお金を減らすには、固定費の見直しが最優先

入るお金と出ていくお金の差額が、余剰資金(貯蓄・投資に回すことができるお金)となります。

赤字だったり、少なかったりする場合には、家計の見直しを行いましょう。

家計の見直しで真っ先に取り組むべきは、固定費の削減です。

毎月確実にかかるお金だからこそ、一度減らせば、その後は面倒やストレスを感じることなく、継続的に節約できるためです。

(住居費・保険料・水道光熱費)

固定費の中で最も大きな割合を占めるのが家賃です。

一般的に手取りの2~3割に収めるのが理想とされますが、手取りが20万円の人と50万円の人とでは、同じ2~3割でも負担の大きさはまったく違います。

1度契約すると、同じ金額を支払い続ける必要があるだけに、家計のバランスを見て、入居前に慎重に決めることが大切です。

入居後に家賃の負担が重たく感じられたら、更新時期が来る前に引っ越しなどを検討しましょう。

次に削減できるかチェックしたいのが、保険です。

公的保険で保障される額を知り、ムダな保険に入っていないかを見極めることで支払保険料を減らせる可能性があります。

また、契約アンペア数に応じて基本料金が決まる電気料金は、契約アンペア数を下げるだけで料金を安くできます。

電気とガスを別々の会社で契約している場合、どちらか1つにまとめるセットプランを契約すると、割引を受けられるケースもあります。

(その他)

スマートフォンは、現在契約中のキャリアのまま、より低額のプランに切り替えるだけでも料金を安くできますが、格安スマホ(格安SIM)に変更する手もあります。

時間帯により通信速度が遅くなるなどのデメリットはあるものの、料金を大幅に削減できます。

何か購入しようと思ったときは、買わずに済ませる方法がないか検討する癖を付けるのもよいでしょう。

今は、メルカリやラクマなどのフリマアプリで中古品を安く購入したり、ジモティーなどの地域密着型クラシファイドサービスを利用し、不用品を無料で譲り受けたりもできます。

利用頻度が低いものは、不特定多数の人々と共有したり、貸し借りしたりするシェアリングサービスや、一定期間利用できる権利に対して料金を支払うサブスクリプションサービスを活用することで、新しいものを買う必要がなくなり、節約につながります。



つづく


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