おかねのね
百太くんも税金をはらっているよ
子どもでも税金はらっているのよ。
消費税についておさらいしましょう。百太くんがはらった110円には、消費税が10円ふくまれています。現在の消費税は10%ですから、100円のものを買う際には100×0.10=10円の消費税をいっしょにはらうことになります。消費税は買う人のねんれいにかかわらず、お店で商品を買ったり、サービスを受けたりしたときなどにかかりますから、大人も子どもも、すべての消費者がはらっているのです。この消費税の10円はお店が預かって、まとめて税務署に納めます。
消費税以外にも、買い物をするときにかかる税金はいろいろあります。
クイズで確認してみよう。
次のもののうち、買うときに消費税以外の税金がかかるものはどれでしょうか?
また、この中には買ったときだけではなく、持っていると税金がかかるものもあります。それはどれでしょうか。
ヒント:値段が高くて長持ちするものだよ。
このほか、働いて会社などからもらう給料にも、所得税、住民税(都道府県民税と市町村民税)という税金がかかります。税金にはいろいろな種類があります。
なぜ税金があるのだろうか
税金は、みなさんの生活がしやすいように、道路を作ったり学校や病院などを建てたり、ゴミを集めて処理したりするのに使われます。こうしたサービスを公共サービスといい、みなさんが住んでいる市町村や都道府県、あるいは国が行っています。
もし、税金がなかったら、公共サービスはストップしてしまい、学校などの公共しせつが修理できず、道路は穴だらけ、病院でみてもらうこともできないといったことが起きてしまうかもしれません。だから、税金はみんながはらわなければなりません。