おかねのね
ものの値段っていつも同じ?
かたもみバーゲン中??
ものの値段はいつも同じではありません。例えばスーパーのチラシを毎週調べてみましょう。同じものでも高いときもあれば安くなっているときもあるはずです。
店では「今日の目玉商品」として、ある商品をいつもの値段より安くすることでたくさんの人に来てもらおうとしたり、「この商品はあまり人気がないから安くしてでも売ってしまおう」と考えたりします。
さあ、それでは、トレカ(トレーディングカード)にはどうしていろいろな値段のものがあるのでしょうか?
どんなトレカが入っているのか中身がわからない場合は同じ値段ですが、カードショップではみんなが「絶対欲しい」と思うようなレアカードが入っている場合は、そうではない場合と比べて高い値段がついていますね。
レアカードを欲しい人がたくさんいるのにカードの数が少ないと、「レアカードが確実に買えるのだったら、ふつうに売っているトレカより高くても買うよ」という人が出てきます。そして「それなら自分はもっと高い値段で買う!」と、さらに高くても買いたい人が出てきて、カードの値段がどんどん高くなっていくのです。
ものの値段の決まり方はいろいろありますが、基本的にはトレカのレアカードのように、ものの数は少ないが買いたいと思う人がたくさんいると高くなり、商品がたくさんあって買いたいと思う人が少ない場合は安くなります。マンガでは百太くんの家族はだれもかたもみをして欲しいとは思っていないので、バーゲンとして値段を下げても百太くんには声がかかりません。それでは無料にするとどうなるでしょう?みんなも値段を考えるために一度、家族の人にためしてみませんか。
- 大人に聞こう!
- ほかに、ものの値段が変わるのはどんな場合があるかな?おうちの人と探してみましょう。