おかねのね
お金はどこに行くの?
経済は、家計、企業(会社)、政府といった主体から成り立っていて、これらの間でものが売買されるとともにお金がやりとりされています。このときにお金の仲介役を果たしているのが銀行です。
家計は、労働力を提供してその対価として給料を得ています。そして、ものやサービスを買って消費し、生活を支えています。こうして家計は経済全体で作り出された物やサービスに対する需要を形作る一方で、家計が提供している労働力は、経済全体の生産を支えています。
サラリーマンの場合には、税金や社会保険料が差し引きされて月々の給料が支払われていますので、手取りが減っているように感じるというのは、非消費支出が増加したことも影響しています。
また、可処分所得(実収入-非消費支出)を100%とすると、その約74.7%が、食費や住居費、教育費などの消費支出に使われ、残りの25.3%が、預貯金や生命保険の掛け金のほか住宅ローンなどの借入金の返済に充てられています。借り入れがなければ、この部分が黒字分として貯蓄残高にプラスされるのでしょう。皆さんは手取り額の25%の貯蓄はできていますか?
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もっと調べたいときには・・・
- にちぎん☆キッズ(日本銀行へリンク)
- 「お金のながれ」がわかります。