おかねのね
もしもの時の備えは「保険」
百太くんは心配しすぎですね。
でも、学校の行事やクラブ活動、登下校時など、思わぬ事故やトラブルにあってしまったら……。自分が危険な目にあうだけでなく、他の人を巻き込んでしまうこともあるかもしれません。もしもそんなことが起きてしまったら、お金がたくさんかかりそう……。どうしたらいいのでしょう。
もしもの時のために備える「保険」
そんなことにならないよう十分注意することは大事ですが、それでもさけられないこともありますね。そんなときのために学校では、遠足や修学旅行、クラブ活動、登下校中の事故などに対して、たいてい「保険」がかけられています。
保険は、起きるかもしれないさまざまな危険なことに対して、それが起きた時に困らないようあらかじめ想定した範囲でお金をかけて、いざという時に備えるものです。めったに起きないことが起きたときのために、みんなで少しずつお金を出し合って事故にあった人にまとまったお金を渡すしくみです。このため、それぞれがはらう金額は少しでも、万一の時にはそれなりの金額のお金がしはらわれる、ということになります。
どんな「保険」に入っているのかな?
修学旅行や普段の学校生活で、あなたはどんな保険をかけてもらっているのでしょうか。それを知っておけば、いざという時に必要以上にあわてたり、心配しすぎたりすることなく、冷静な行動をとることができて、安心ですね。
もちろん、保険の細かい内容をわすれてしまっていても、あわてることはありません。 万一トラブルが起きたときは、落ち着いて、すぐに大人に相談しましょう。
次のシートを印刷して、やってみましょう。
ワークシート「調べてみよう」(PDF 116KB)
- あなたやあなたの家では、どんな危険やトラブルに備えて、どのような保険にはいっていますか? 家の人と話してみましょう。
- 学校で遠足や修学旅行に行く前に、どんなことに備えて保険をかけているのか、先生や家の人に聞いてみましょう。