自然災害に立ち向かおう

台風

熱帯の海の上で発生した低気圧が発達して台風に。中心付近の最大風速がおよそ毎秒17メートル以上のものをいい、強い風がふいて激しい雨が降ります。 台風により、どのようなひ害が起こるか予想してみましょう。

地しん

いつもはゆっくり移動している地下の岩板が、急に動くことで地しんが発生。地しんの大きさは『マグニチュード』で、地表のゆれ具合は『しん度』で表します。 地しんにより、どのようなひ害が起こるか予想してみましょう。

つ波

地しんが発生して、海底がもち上がったりしずんだりした場合、海水もいっしょに上下してつ波が発生。つ波はスピードがたいへん速く、急に大きくなったり激しくなったりします。つ波により、どのようなひ害が起こるか予想してみましょう。

ふん火

地球の中のマグマがふき出してできた山を火山といい、そこからマグマや石・岩、ガスが地表に吹き出すこと。高温で熱い岩石や灰、蒸気が広い範囲に勢いよく吹き出します。ふん火により、どのようなひ害が起こるか予想してみましょう。

台風

■暴風雨になる前に窓や雨戸をしっかり閉め、弱い箇所は板などで補強する。
■強風で飛ばされたり、たおれそうなものは固定するか、家の中へ動かす。
■停電や断水を想定し、非常食や飲み水、かい中電灯、ラジオなどをすぐに使えるように用意しておく。

地しん

■家具や冷ぞう庫がたおれないように固定しておく。
■非常食や飲み水、かい中電灯、ラジオなどを取り出しやすいところに用意しておく。
■万が一家族がはなればなれになった場合、どんな行動をするか、ひ難場所やルートなどを話し合っておく。

つ波

■海や川のそばで地しんにあった場合は、すぐに高いところへ移動する。
■つ波がきたかどうか確かめにいかない。
■にげる場所はビルの屋上など、少しでも『高いところ』がよい。

ふん火

■落下してくる岩石から身を守るため、屋根のある建物の中へ移動する。
■ヘルメットで頭を守ったり、鼻や口をタオルでおおう。
■火山に近づくときは情報を集めたり、事前に山小屋を確認しておく。