おかねのね
社会保障ってなに?
毎日、学校に行って、ご飯を食べて遊んだり勉強したりしていられるのは、お父さんやお母さんが働いているからです。では、お父さんやお母さんが事故や病気で働けなくなったらどうなるのでしょうか?
困ったときには国が助けてくれる
お父さんやお母さんが働けないと生活できません。でも安心してください。すぐに困らないように、社会には「さまざまな仕組み=社会保障の制度」があるのです。まず、入院をするとたくさんのお金がかかりますが、病院の窓口ではらうお金には、上限が決められています。いくらかかってもそれ以上はらう必要がありません。また、会社員や公務員の場合は、働くことができなくて休んでも、しばらくの間は、健康保険からお金をもらえるという制度があります。さらにけがや病気で身体に障害が残れば、年金や一時金というお金がはらわれる場合もあります。
このように働けなくなったときに「これからどうなるのだろう」と心配になるかもしれませんが、すぐに困ることがないように国や自治体(都道府県や市区町村)は制度を作っているのです。