おかねのね
計画を立ててものを買う
子どもに助言
必要性を考え、計画を立ててお金を使うことの大切さは頭ではわかっていても、実行するのはなかなか難しいものです。そこで、実際に身の回りにある「しっかり計画を立てて買ったもの」を例にしながら、その大事さや達成した時の喜びを伝えてあげましょう。
- 自宅
- 車
- ビデオカメラ
- テレビ
- 家族旅行(「旅行」という形は残っていませんが、旅行の時の写真やお土産などを見ながら話をするのもいいでしょう)
どれも、日々の生活の中ですぐに買うことができない高額なものですが、だからこそ手に入れた喜びも大きいものです。これらを買うためにどのような計画を立てたか、また、現在はどんな計画があるのかといったことを話して聞かせると、子どもにも目的を持って計画を立てる意義や喜びが実感できることでしょう。
子どもに助言
日ごろから無駄遣いをせず、コツコツとお金をためることが将来的に大きな喜びとつながることも実感させましょう。例えばのどが渇いたときに、ちょっと我慢すれば家に帰ってお茶を飲めるにもかかわらず、飲み物を買ってしまうことがあります。でも、その代金、例えば120円を貯金箱に入れることを1週間に一度でも行えば、1か月に480円になります。これを1年間続ければ5,760円に。これだけのまとまった金額になると、自分が普段は買えないと思ってあきらめていた本やゲームソフトなどを買うことができるかもしれません。
毎日の変化は小さくとも、計画的な貯金をするかしないかによって、1か月後、1年後に大きな違いが現れます。ただし、何事も無理があれば長続きしません。まずは「ジュースを買ったつもり」貯金のように、ゲーム感覚で始めてみてはいかがでしょうか?