おかねのね
平和で暮らしやすい社会を作る
一員になろう
地域社会は子どもたちの学びのフィールド
ボランティア活動は自由意思から社会活動へ参加することで、援助などを自分から申し出たり提供することです。他者の評価や損得を考え動くものではありません。社会は人と人との繋がりによって成り立っています。子どもたちの中にあるやさしい思いで喜んで行える社会体験の場がきっとあることでしょう。
ボランティア活動をしてみると、さまざまな価値観の人々が支え合って暮らしていることがよくわかります。社会の一員としての自覚や平和で暮らしやすい社会を作ろうとする意欲を育むこともできるかもしれません。いろいろな体験をさせることが社会への理解を深めることにつながります。まずは大人が一歩を踏み出し、子どもを広い世界に導くことができるといいですね。
ボランティア活動は、何でもやればよいというものでもありません。善意の押し売りになったりひとりよがりの自己満足の活動にならないように、また、気まぐれでやったりやらなかったりして相手を困らせないように、また、無償で行うボランティア活動が地域経済に及ぼす意図せざる負の面、例えば事業が成り立たなくなってしまう人がいることなども意識したいものです。余裕をもって関わっていくことで長く活動を続けることができるよう、大人からの助言、サポートが大切です。
困ったときに人に頼ることができるように
子どもたちが、社会の一員として成長する上で助けとなる資源が「地域」にあります。人は一人では生きていけません。一生のうちに助けを必要とするときもあれば、反対に時間や資金や能力を家族以外の人のために使えるときもあります。支え合いは世の中の善意の交換です。困ったときに「サポートしてください」と言う勇気が必要なこともあるでしょう。ボランティア活動を行うことで子ども自身が家族以外の人に頼ってもいいのだと気づくのではないでしょうか。
大人にとってもボランティア活動は、損得の意識とは離れてバランスのとれた生活を取り戻すきっかけになるかもしれません。地域社会に目を向けてボランティア活動をする時間を持ってみてはいかがでしょうか。
もっと調べたいときには・・・
- 地域福祉・ボランティア情報ネットワーク(全国社会福祉協議会地域福祉部/全国ボランティア・市民活動振興センターへリンク)
- 福祉などのボランティアを調べることができます。
- 防災ボランティア関係情報(内閣府(防災情報のページ)へリンク)
- 防災ボランティア活動に関連する情報を調べることができます。