おかねのね
働くことは、役割を持つこと
十平くんも百太くんも、将来何をするのかな?
それって、何する仕事?
世の中には、たくさんの仕事があります。あなたの周りの人が、実際にどのような仕事をしているのか、聞いて調べてみましょう。そして、その仕事がどんな役に立っているのか考えてみましょう。
仕事の役割を考えよう
たくさんの仕事は、それぞれに社会の中で役割を持っています。たとえば、コピーライターが考えたキャッチコピーを見て、私たちはその商品の良いところやとくちょうを短い言葉で知ることができます。またキャッチコピーは、その商品に興味を持ったり、他のものと比べたり考えたりするきっかけにもなります。
反対に、広告やキャッチコピーにまちがいやウソがあった場合はどうなるでしょうか。その商品を買った人は、損をしたり害を受けたり、とても残念な気持ちになります。ルールを守らなかったり、無責任な仕事をすれば、その商品や会社はみんなから信用されなくなってしまうのです。したがって、社会的責任をおおいに自覚する必要があります。
仕事は社会のポジションだ
このように、仕事をして働くということは、社会の中で役割や責任を持つことだといえます。スポーツには、ポジションがありますね。サッカーにはゴールキーパー、野球であればピッチャーやキャッチャー、バレーボールにはセッターがいます。そのポジションでなければできない役割をそれぞれのメンバーが分担するわけです。仕事も同じです。働くことを通じて、私たちは社会の中で自分の役割やポジションをしっかりと担っているのです。