おかねのね
お手伝いは絶対しないとダメなの?
「権利と義務」とはなにやら難しそうですね。家の中の仕事で考えてみましょう。
毎日、家族みんなが気持ちよく生活するためには、家の中をそうじしたり、洋服や本を片づけたり、食後に皿を洗ったりと、やらなくてはいけないことがたくさんあります。だれかがやらないと困ってしまいますね。
「権利」とはある物事を自分のために主張したり、行ったり、また、他人にやってもらうことができる、立場や能力のことです。その意味では、みなさんには、家の仕事をする権利があると言えます。
しかし、家族それぞれの立場で考えてみると、みんなが気持ちよく生活する権利を持っています。「権利」をだれの立場で考えるかでいろいろな見方ができるのです。
では、「義務」はどうでしょうか。「義務」とは、人がそれぞれの立場に応じて当然しなければならない働きのことです。家族が気持ちよく暮らすために、各人がしなければならない仕事をする「義務」があるわけです。
家の中の権利と義務について考えて話し合ってみましょう。
家の中で快適に暮らすために、自分がしてもよいこと(権利)と自分がしなければならないこと(義務)を探してみましょう。
次のシートを印刷して、やってみましょう。
ワークシート「家の中で快適に暮らすために、自分がしてもよいこと(権利)と自分がしなければならないこと(義務)を探してみましょう。」(PDF 165KB)