おかねのね
公共のものはなぜあるか
百太くん、それはぜいたく。
「公共」と聞くと何を思いうかべますか。「公共」とは社会いっぱんや「公」(おおやけ)という意味を表します。「公」には「みんなの」という意味があり、その反対は「私(わたくし」になります。
みんなに最も身近な「公共」のものは、学校です。○○市立、あるいは○○町立の小学校は、その市や町に住む人がしはらっている「ぜいきん」で建てられています。勉強するのに必要な教科書や、プリントを印刷する機械、つくえやイス、オルガンなども税金で準備されています。
そのほかにどんな公共の活動が身の回りにあるか考えてみよう。
公共と思うものを選んでください
ずいぶん、いろいろなしせつやサービスがありますね。
こうしたしせつやサービスが公共的なものであるかどうかは、どのようなお金でつくられたり、運営されているかによります。公共活動は税金でささえられており、国がつくるものであれば国に住む人たち、都道府県であればその都道府県に住む人たち、市町村であればその市町村に住む人たちから集めたお金を使っているわけです。
公共にかかわる活動は「公共活動」といい、りえきを求めるのではなく、みなさんが気持ちよく生活ができることを目的として行われています。
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