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おかねのね

ねだんってどうつける?

百太「同じあんぱんなのにねだんがちがうね。」おじいちゃん「あんこに使う小豆の差だね。大納言小豆という高級お豆だ。」小さいけど高級なあんこが入ったあんぱん。

高級なあんこじゃないけど、大きくておなかいっぱい食べられるふ通のあんぱん。

おじいちゃんと百太くんは、それぞれ自分が食べたいほうのあんぱんを買って、満足そうです。同じあんぱんでも、材料や作り方によって、さまざまな種類があることがわかりますね。

モノのねだんはどうやって決まるのでしょうか。お店の側は、買ってくれる人、つまりわたしたちがモノを買うときに、何を見て決めているかを考えてねだんをつけています。モノの形、大きさ、色、おいしさ、そして、ねだんです。

マンガの2種類のあんぱんは、100円と250円。ねだんが倍以上ちがいます。材料がちがえば、そのモノをつくるための費用がちがいます。このため、お店に並ぶモノのねだんがちがうのです。小さくすれば、材料が少なくてすむので、大きいものよりも安くできます。でも、あまりに小さくして作るのが大変だと、手間がかかってねだんが高くなります。そして、安くてもおいしくないパンを買う人は少ないことでしょう。ぎゃくにとてもおいしくても高すぎるとやはり買ってもらえません。

また、お客さんはほかのパン屋ともくらべるでしょう。広告やせん伝をすれば、自分の店を広く知ってもらうことができますが、そのためにはお金がかかります。どうすればたくさんの人が自分の店のモノを買ってくれるのか、店の人はよく考えて工夫しています。モノを売るためには、買う人がそのねだんで買いたいと思ってもらうことが大切です。お店はいろいろなことを考えてねだんをつけているのです。

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