おかねのね
うっかりして人の物をこわしてしまったら
百太くん、まちがってにらまれてしまいましたね。
まんがのように日じょう生活では、ほんのさ細なことが大きな事こや事けんになってしまうことがあります。自分がひ害にあうのはもちろん、あなたが他の人やお友だちにケガをさせたり、持ち物をこわしてしまうこともあるかもしれません。
たとえばお友だちとキャッチボールをしていて、よその家のまどガラスをこわしてしまったとき、みなさんならどうしますか?
下の1~5の間でひとつ選んでみましょう。
【よそのお家のまどガラスをこわしてしまったとき】
- にげる
- 知らないふりをしてそのまま遊ぶ
- ほかの人がこわしたとうそをつく
- あやまる
- おうちの人にほうこくする
1、2、3はやってはいけないこと。とても悪いことですね。4のように、まずはあやまることが大切です。そして、5のように、おうちの人にきちんとほうこくをするようにしましょう。
近所の人にめいわくがかかる、車がよく通るのであぶないなどの理由で、遊んではいけないところもあります。おうちの人によくかくにんをしておくようにしましょう。
また、遊んでいいところでも、まわりに気をつけて遊ぶようにしましょう。物をこわしてしまったら、新しい物を買い直すこともあります。人にけがをさせてしまったら、その人の治りょうひをはらわなければならないこともあるのですよ。
どんなに気をつけて生活をしていても、まちがいや失敗をすることはだれにもあります。大切なのは、そのあとでどういうたい度を取るかということです。せきにんかんのある人になってほしいと、きっとおうちの人も願っていることでしょう。