おかねのね
くらしを守るのはどんな仕事?
日々、私たちは、安全で健康的な生活をするために、様々な職業やボランティアの方々の手を借りていますが、大きな出来事が起こらないと、感謝の気持ちをついつい忘れがちです。この快適な生活は、実に多くの働く人々に支えられて成り立っています。
具体的にどんな場面で、どんな職業の方々に助けられているかということを、話題にすることで、日常生活の中で少しずつ子どもたちに伝えていくようにしたいものです。
実際にどんな職業があるのか
安全や健康を守るための職業について具体的にどんな仕事をしているのか、子どもと調べてみましょう。
【例】
- ◇生活や交通の安全を守る仕事
- 警察官、消防士(消防吏員)、児童相談員 など
- ◇病気やケガの人を助ける仕事
- 救急隊員、医師、看護師、薬剤師、救急救命士、臨床検査技師、保健師 など
- ◇体の不自由な人を助ける仕事
- 介護士、ケアーマネージャー、ホームヘルパー、点字指導士、手話通訳士 など
- ◇日本の国を守る仕事
- 自衛官、海上保安官、入国審査官 など
- ◇食を通じて健康を守る仕事
- 栄養士、管理栄養士 など
実際の活動を見たときは……
子どもたちと外出した際に、そういった職業の方を目撃した場合は、具体的に活動内容を説明してみましょう。子どもたちの理解が深まり、感謝の気持ちを持つようになることでしょう。活動を知ることで、子どもたち自身もルールやマナーを守ろうという気になってくるはずです。
子どもたちがそういう方々の仕事を体験する機会があれば、積極的に参加させてみるのもよいでしょう。中には子どもを中心とする活動もあります。