おかねのね
ルールはどうして守らなきゃいけないの?
百太くん、ルールをきっちり守ってますね!?
「ルール」と聞くと、どんなものが思いうかびますか?「自転車で二人乗りはしない」、「ご飯の前にはおかしを食べない」、「遠足のごみは自分で持ち帰る」など、いろいろあると思います。おこづかいのもらい方や使い方をおうちの人と決めている場合もあるでしょう。
みんなが守らなくてはいけないやくそくごとが、ルールです。ルールは、みんなが生活する上で、おたがいに気持ちよく生活できるように決めてきたものです。守らないと、ばつがあることもあります。特に人にめいわくをかける行いやきけんな行いは「してはいけない」とルールとして決められています。
自転車で二人乗りをしてはいけないというのも、とてもきけんで、じこにつながることがあるため、「道路交通法」というほうりつにもとづいてきんしされているルールです。友だちがとても急いでいるときに自転車に乗せてあげるのは一見親切のようですが、不安定な運転でころんだりじこにあったりすると、友だちもあなたもいたい思いをしますし、家族も心配します。二人乗りをしないということは安全のために決められたルールであり、そして家族に心配をかけないためという思いやりでもありますね。
- 大人に聞こう!
- おうちのルールについて話し合ってみましょう。
一方、おこづかいのもらい方や使い方は、ほうりつで決められているわけではありませんし、おうちによってルールもさまざまにことなると思います。おこづかいは買うものがあるときにもらう子もいるでしょうし、毎週あるいは毎月、決まったきんがくをもらう子もいるでしょう。使い方についても、買う前におうちの人にほうこくする子、おこづかい帳で自分で管理している子など、きっといろいろなやり方がルールとして決められているかと思います。以前は必要なときにもらっていたけれど、あるときから月に一度もらうようになるなど、ルールが変わった子もいるでしょう。いずれの場合にも、そこには「なぜそのルールがあるのか」、「なぜ守らなくてはいけないのか」という理由があります。ルールにこめられた人の気持ちを考えたり、聞いたりして、しっかりとルールを守るようにしましょう。
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