おかねのね
ものをつくって売ってみよう
ものを作り、それを売ってお金にかえる一連の体験は、働くことや職業への関心を高めます。また、商品を生産するために重要なことは何か、販売するにはどのような工夫や対応をしなくてはいけないのか、それぞれの職業によって必要な行動や技術が異なることを理解することにもつながるでしょう。
「物静かだけど、手先が器用」「少しおおざっぱだけど、明るく人懐っこい」など、その子の性格や得意なことによって、向いている仕事や業界はさまざまです。日頃から子どもの興味を引きそうな物事について話をし、反応を見ていますか。子どもの得意なことについて話しかけたり、家族の役割として分担させたりしてみましょう。
また、学校の行事や地域のバザーなどで子どもがどのような活動や役割を選んでいるかをよく観察してみると、保護者にも「わが子に向いている仕事(適職)」が見えてくるのではないでしょうか。言うまでもなく、たとえそれが保護者の望んでいる職業や仕事の内容と異なっていても、まずは子どもの“やりたい”という気持ちを一番大切にして、アドバイスしたり、サポートしたりしたいですね。
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