おかねのね
買い物の目的を考えよう!
買い物は身近な学習機会です。日常の買い物から学ばせましょう。
買い物には一緒に
スーパーなどでの日常的な買い物には、子どもが小さい時からなるべく連れて行き、商品について話しながら買い物をするようにしましょう。例えば野菜の買い方(どこを見て買うといいのか、値段が違う理由は何か)だけでなく、それぞれの品物を選ぶ場合のチェックポイントを伝えながら買い物をしてみましょう。例えば、日用品ではどんな基準で商品を選んでいるか、衣類を選ぶ場合のこだわりは何か、外食をするときに気にしていることはあるかなどを、日常生活において折りに触れて話していると、わが家の方針が伝わるのではないでしょうか。
一部の買い物をさせてみる
牛乳やパンなど、いつも買うものが決まっていて子どもにも分かりやすいものは、一人で商品を選んで買ってきてもらうことができますね。小さなものから徐々に種類を増やしていくと、子どもの自信につながることでしょう。最初は、紙に指定した商品を書いて渡して見付けてくることから始め、慣れてきたら自分で消費期限や賞味期限、値段、大きさ、新鮮度などをチェックできるようにしたいですね。
レジでお金を払う
店に余裕があるときなどに、商品の代金を支払わせてみましょう。一品を釣銭なく支払うことから始めるとよいでしょう。慣れてきたら、財布を渡して、必要な金額を取り出して支払う練習をさせるのもよいでしょう。また、支払い金額やお釣りがいくらになるかを、子どもに計算させてみると、足し算や引き算が身近なものであると気づかせることができるのではないでしょうか。