おかねのね
「こうきょうしせつ」ってなあに?
こうきょうしせつはとってもおトク!
みなさんは「こうきょうしせつ」をつかったことがありますか?「こうきょうしせつ」とは、国やとどうふけん、市町村がみなさんのためにつくったしせつのことです。たとえば、としょかんやプール、そして学校などがあります。
それ以外にも、びじゅつかん、じどうかん、うんどうじょうなど、たくさんあります。これらは、会社やお父さん・お母さんのおきゅうりょうから「ぜいきん」というお金をあつめて、みんながつかいやすいようにつくられたものです。しせつの名前をみると、○○市立としょかんというように、としょかんがあるまちの名前がはじめについています。
また、こうしたしせつをみんながつかえるようにするには、電気だいやどうぐだい、そこではたらく人のおきゅうりょうなど、たくさんのお金がかかります。そのため、つかうときにはふつう、お金をはらうひつようがあります。
でも、このようなこうきょうしせつのうち、お金をはらわなくても行けるところがあるよ。どれかわかるかな?
こたえは、としょかんです。としょかんで本をかりるとき、名前やじゅうしょを書いたけれど、お金ははらわなかったのではないでしょうか。としょかんはほかのしせつのようにお金をはらわなくてもつかうことができるのです。これは、とくべつに「ほうりつ」できめられています(学校では、「ろうかを走らないように!」というように、学校とみんなとのやくそくごとがあります。わたしたちがすんでいる日本とみんなとのルールが「ほうりつ」です)。
としょかんいがいのお金をはらうひつようのあるしせつも、こうきょうでない場合にくらべると、かなりやすいねだんでりようすることができます。たとえばプールは子どもでも2,000円いじょうするところもありますが、こうきょうのプールだと数百円であそぶことのできるところがほとんどです。これはおとくですね。「こうきょうしせつ」は、「ぜいきん」をあつめてつくられ、うんえいされているものなので、やすいねだんでつかえるようになっています。
みんなのすんでいるまちにはどんなこうきょうのしせつがあるか、また、いくらでつかうことができるかをしらべて、たくさん活用してみましょう!
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