おかねのね
こわれたおもちゃは
子どもに助言
ものを大切にする習慣を身につけるため身近にできることの例としては、文房具を大切にさせることが挙げられます。消しゴムや鉛筆等を最後まで使い切るように習慣付ければ、他のものも大切にしようという意識が生まれてくるでしょう。
また、大人がものやお金を乱暴に扱っていると、子どもはそれを真似してしまいます。例えばテーブルの上に小銭を置きっぱなしにしていたり、お金をじかにポケットに入れていたりするのを見ていると、子どもは同じようなお金の扱い方をしてもよいと考えてしまいます。お金を大切に使うことは、紙幣や硬貨そのものを大切に取り扱うことから始まります。ご家庭の中で、意外なところから小銭が見つかることはありませんか?
おもちゃを購入する頻度は?
おもちゃを買うときのルールを決めず、その日の気分や子どもの欲しがり具合、財布の中身などによって買う、買わないの判断をしていると、子どもは買ってもらえなかったときに、「あのときはよかったのになぜ今日はだめなの?」と理由がわからず納得できません。誕生日やクリスマス、ごほうびなど理由をはっきり話すほか、「おもちゃは○円以内のものにする」「こわさないように大切につかう」など、買うときに子どもの言葉で約束事を決めさせ、自分で決めたルールを守らせることで、ものを大事に使う意識を育てましょう。