おかねのね
みんな何かのかつどうにさんかしているよ
人は一人では生活できません。家族、会社、自治会など、さまざまな団体に所属してお互いに助け合いながら生活しています。
最も小さな単位は、家族です。親やきょうだい、子どもや孫といった戸籍上の家族だけでなく、老後の生活を家族以外と過ごすことを視野に入れ、グループホームなど、疑似家族を準備される方もいらっしゃいます。
次の単位としては、それぞれが所属する職場、学校、趣味のサークルなどが考えられることでしょう。また、地域社会にもいろいろな規模の集団があります。例えば、子どもが地域社会で活動に参加する場として子ども会がありますし、保護者についていえばPTAがありますね。
子どもに助言
人とかかわるときには協力することが大事です。友だちと一緒に何かをするときには、自分の意見を言うとともに、友だちの意見もよく聞かなければいけないことも伝えましょう。みんなで協力して作業を行うと、達成感を味わうことができるでしょう。個人1人の作業でも達成感はありますが、他人と協力して何かを成し遂げたときの気分は格別です。
子ども会で地域参加
子ども会は、学校や家庭ではなかなかできない遊びを通して、地域で社会的に健全な子どもを育成していくためのコミュニティーです。地域によっては、地元の農作物を種から育て収穫したものを子どもたち自身で調理して食べるなど、貴重な体験ができるものもあります。異年齢との交流ができる場でもありますね。親にとっては準備などで大変な面もありますが、よその子を見ることにより自分の子どもをより深くみることもでき、隠れた長所や短所に気づくこともあるはずです。さらに、親同士の連帯感が生まれ、近隣の人々とのコミュニケーションを図ることもできます。イベントによっては、親自身の能力を子ども会に活かすことにより生きがい感を得ることもできるでしょう。
子ども会は、家庭と地域社会をつなぐ重要な働きをもっています。遊びと協同作業を通じて青少年期の仲間作りの基盤になるものです。自然に輪の中に入っていけるように見守ってあげてください。
もっと調べたいときには・・・
- 子ども会((社)全国子ども会連合会へリンク)
- 全国の子ども会活動について情報収集や情報交換ができます。
- 公益社団法人日本PTA全国協議会(公益社団法人日本PTA全国協議会へリンク)
- 日本PTA全国協議会の活動の紹介や全国のPTAへのリンク集などがあります。