金融商品なんでも百科
(平成30年4月)
住宅ローン
元利均等返済・元金均等返済の違い
【元利均等返済方式】
返済額(元金+利息)が一定です。金利タイプが変動金利ローンの場合、返済額は5年ごとに変動しますが、増加する場合は増加幅を25%以内に抑えるルールがあります。
メリット
返済額が一定額に決まり、返済計画が立てやすい点です。とくに、変動金利を選んで借入後に予期せぬ金利上昇が起こった場合に、支払負担が急増するリスクを避けられます。
デメリット
元金均等方式と比べて、元金部分の返済ペースが遅く、返済総額が増えることです。
【元金均等返済方式】
返済額は、元金を毎回同額ずつ返済し、残元金に応じた利息分が上乗せされて決まります。
メリット
元利均等方式よりも元金部分の返済ペースが早く、返済総額を抑えることができます。将来の収入減を予想している人は、固定金利を選んで、だんだんと完済までの返済負担を軽くしていくことができます。
デメリット
当初の返済負担が大きいことです。