家計の金融行動に関する世論調査
家計の金融資産に関する世論調査[二人以上世帯](平成15年まで)
家計の金融資産に関する世論調査 平成13年調査結果
Ⅰ 貯蓄の状況
1. 貯蓄の保有状況
- 1世帯当たり平均貯蓄保有額は1,439万円と、前年(1,448万円)をわずかながら下回った(▲9万円)。貯蓄保有世帯の中央値も、900万円と前年(920万円)を下回った。
──現在の貯蓄残高が1年前に比べ「減った」と回答した世帯は前年に比べ増加(+3.6%ポイント)し、「増えた」世帯は減少(▲3.7%ポイント)。 - 貯蓄額が減少した理由として、収入減による貯蓄取り崩し、株式などの相場下落に伴う保有有価証券の評価減を挙げた世帯の割合が増加。
- 今後については、預貯金、郵便貯金を「より増やしたい(保有を始めたい)」とする世帯の割合が大幅に増加。
2.貯蓄の目的
- 貯蓄保有世帯における貯蓄の目的は、これまでと同様、「病気・災害への備え」が最も多く、これに「老後の生活資金」、「こどもの教育資金」が続いている。
- このうち、「老後の生活資金」については、他の項目に比べて増加幅が大きく(+2.7%ポイント)、上昇傾向にある。