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新成人のための 人生とお金の知恵

②「複利の力」を知りましょう!

お金には、利子(金利)がつきます。「利子にもまた利子がつく」ことを「複利」といいます。

  • 100万円年利3%で銀行に1年預けると
    103万円になる。
  • 103万円年利3%でもう1年預けると
    106万円ではなく、106万900円になる。

(理由)1年目の利子3万円にも2年目に3%の金利がつき、これが900円になる。

金利が高いほど、また期間が長いほど、「複利の力」が大きく働きます。

お金を「運用する」ときだけではなく、「借りる」ときも複利によって金額が増えることに注意!

グラフに、「100万円のお金が、20年後までにどれくらい増えていくか」が描かれています。グラフは8本です。8本は、それぞれ、金利が、1パーセント、3パーセント、6パーセント、8パーセント、10パーセント、12パーセント、12パーセント、18パーセントの場合のグラフです。複利、つまり「利子にも利子がつく」場合のグラフですので、8本のグラフは「直線」ではなく、すべて「上に反る形」になっています。金利が高いほど、お金は大きく増えています。たとえば金利18パーセントのときには、20年後には、2700万円以上になっています。つまり、100万円が27倍になっています。女性:最初の100万円は、金利が高いほど大きく増える。期間が長いととても大きな差になるわ。

お金を運用するとき、借りるとき、「複利の力」意識しましょう。

「72の法則」を使いましょう!

お金が2倍になる年数がすぐにわかる便利な算式です。

「72÷金利」を計算すれば、元のお金が2倍になる年数が出てきます(概算です)。

72÷金利≒お金が2倍になる年数

*ここでの「金利」は複利です(1年ごとに利子にも利子がつくと想定)

男性:金利3パーセントでお金を運用できたら、「72÷3=24」だから24年で2倍にできる。金利18パーセントでお金を借りたら、「72÷18=4」だから4年で2倍になってしまう。

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