新成人のための 人生とお金の知恵
②「複利の力」を知りましょう!
お金には、利子(金利)がつきます。「利子にもまた利子がつく」ことを「複利」といいます。
- 100万円を年利3%で銀行に1年預けると
→103万円になる。 - 103万円を年利3%でもう1年預けると
→106万円ではなく、106万900円になる。
(理由)1年目の利子3万円にも2年目に3%の金利がつき、これが900円になる。
金利が高いほど、また期間が長いほど、「複利の力」が大きく働きます。
お金を「運用する」ときだけではなく、「借りる」ときも複利によって金額が増えることに注意!
お金を運用するとき、借りるとき、「複利の力」を意識しましょう。
「72の法則」を使いましょう!
お金が2倍になる年数がすぐにわかる便利な算式です。
「72÷金利」を計算すれば、元のお金が2倍になる年数が出てきます(概算です)。
72÷金利≒お金が2倍になる年数
*ここでの「金利」は複利です(1年ごとに利子にも利子がつくと想定)