―親なき後も安心して暮らすために―
知的障がい者、精神障がい者を支える成年後見制度の活用法
(余裕を持った後見準備の必要性)
後見準備は時間的にも精神的にも余裕がある間に
障がい者の後見は、「親がいなくなった後も同じように安心して暮らせるために、何が必要か」を、親や家族がどれだけ具体的に考えられるかが重要です。
そのためには、親が年老いてからではなく、時間的にも精神的にも余裕がある早い時期に、後見についての情報を収集して検討し、家族でしっかり話し合う必要があります。
これまで頑張ってつないできた子どもの幸せを、親がいなくなった後もしっかりつないでいくために、成年後見制度を上手に活用してほしいと願います。
- 障がい者とは:知的障がい者や精神障がい者
今回のまとめ
成年後見制度は「親なき後問題」を解決する大きな助けに。
制度を利用しない要因は「制度の理解不足」、「報酬負担」、「他人に任せたくない」。
後見準備は時間的・精神的に余裕があるうちに。