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おかねのね

おこづかいを上手に使うには?

百太くん、おこづかいの使い方でなやんでいますね。

ほしいものには、かぎりがない!

本屋にて「このマンガ毎月読んでるから続きがきになる。でも高いからおこづかいすぐなくなって他のもの買えないし。」みんなも、「おこづかい、もっとたくさんあったらいいのに…」。そんなふうに思ったことが、きっとありますよね。それじゃあ、おこづかいがいくらだったら、満足できるのでしょうか。このさい、ほしいものをみんな書き出してみましょう。えんりょは無用!マンガに、ぶんぼうぐ、洋服もお店ごと買って、ゲームも全種類買って…。それでも時間がたてば、またほしいものができてしまうでしょう。人間、一つのよくを満たすと、次のよくが生まれてくるもの。よくはむげん(かぎりがない)ですよね。

社会にあるものは、かぎられている

それでは、おこづかいがたくさんあったら、ほしいものをすべて手に入れることができるのでしょうか。もし、ほかのみんなもすべてほしがったらどうなるでしょう?

マンガ、洋服、食べ物、どれも作り出すには、材料や労働力、エネルギー、土地、それから時間がかかります。でも、この世の中には、こうした材料や労働力がいくらでもあるわけではありません。材料や労働力といった世の中のものがかぎられている以上、作り出すものにもかぎりがでてきます。ですから、みんなが自分の思い通りにほしいものをすべて手に入れることはできないのです。

何かを選んだら、何かをあきらめる必要が・・・

もちろん、働いて手に入れるお金にもかぎりがありますから、ほしいものをすべて手に入れることはできません。つまりわたしたちは、「何かを選んだら、何かをあきらめる」というふうに、手に入れるものを選ぶ必要があります。

かぎられた中で、何を選ぶかが大事!

何かを選ばなくてはいけないというのは、みんなの「おこづかいの使い方」にもいえることです。ほしいという気持ちはむげんにふくらむのに対して、おこづかいにはかぎりがあるからです。たとえおこづかいをねあげしてもらったとしても、お金にはかぎりがありますから、つぎつぎと出てくるほしいものをすべて手に入れることはできません。何かを買ったら、何かをあきらめなくてはいけませんね。

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