ママとパパのための 幸せとお金の知恵
③“お金の方針”を作りましょう!
参考情報を読み、夫婦で相談して方針を作ってください。
夫婦で作った方針の例
基本方針
- 2人目の子どもが欲しい。2人分の教育費を貯めていく。
- 共働きを続ける。がんばって収入を増やしていく。
- まず教育費のめどをつける。その後で、住宅の頭金や老後資金を準備する。
教育
- 高校までの費用は、毎月の生活費の中から出していく。高校までは原則公立にする。
- 大学は私立を想定する。2人の子に500万円ずつ、計1000万円を用意する。
住宅
- 実家近くの賃貸住宅に引っ越し、両親に家事や育児を少しだけ助けてもらう。
- 将来、収入が安定的に増えれば、マンションを買いたい。ただし、子どもや親の状況、退職後どこに住むかなど、よく相談したうえで決める。
老後
- 共働きを続けて、老後にもらえる年金を増やす。
- 子どもの自助努力(奨学金、バイト等)で、用意した教育費が余れば、老後資金にする。
- 収入が増えて少し余裕ができたら、老後資金づくりも始める。
家計の見直し
- 「天引き貯蓄」を始める。2人とも「月3万円、ボーナス時7万円」にして、年100万円貯める→10年で子どもの大学費用を貯め、その後は住宅の頭金や老後資金にしたい。
- 家計費を1つの口座から支払うことにする。支出の内容を月に1回チェックする。
- スマホは使用料や通話通信料などが安いプランにする。固定電話をやめる。
- クレジットカードは1回払いだけにする。
- 旅行は割安な時期やプランをよく選んで行く。
- 家賃が今より安い実家近くの賃貸住宅に引っ越す。
- 車を買い替えるとき、両親と一緒に買って共用し、車の購入費や保険料を安くする。
- 生命保険は保険料が安い掛け捨てにする。子どもが大きくなれば保障額を減らす。
勉強
- 「天引き」でまず貯蓄するが、余裕ができたら運用したい。
税優遇があるiDeCoやNISAで資産をつくりたい。
ジュニアNISAにも興味がある。 - お金の運用は、2人でちゃんと勉強してから始めるようにしたい。
(注)方針はときどき見直しましょう。