家計の金融行動に関する世論調査
コラム カケキンは語る
年収と「心の豊かさ」は関係する?
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金融広報中央委員会では、家計の金融行動や金融リテラシー、金融教育に関する各種調査を行っています。
今回、その調査の一つである「家計の金融行動に関する世論調査」の結果から、ちょっと気になるデータをご紹介したいと思います。
突然ですが、皆さんはどんなときに「心の豊かさ」や「幸せ」を感じますか?
お金をたくさん手に入れたとき、自分自身の成長を実感したとき、社会に貢献できたときなど、様々だと思います。
「家計の金融行動に関する世論調査」では、「心の豊かさ」と年収の関係をみることができます。
ポイントは2つあります。
- 年収水準が高くなるほど「心の豊かさ」を実感している世帯の割合は増えていきますが、
- 一定の年収を超えると、そうした比例関係は緩やかなものになります。
「心の豊かさ」を実感するのにある程度の収入は必要ですが、必ずしも「収入が多ければ多いほど心がどんどん豊かになる」という訳ではないということでしょうか?
歴史的にも、「幸福」や「心の豊かさ」とお金の関係に関する名言は数多くありますが、その1つがアイルランド出身のノーベル文学賞作家 バーナード・ショーのこの名言でしょう。
だが、そのうちのだれもが10倍幸せになったとは言わないはずだ。
皆さんにとって「心の豊かさ」を実感するのに必要なものって、何ですか?
本コンテンツは、金融広報中央委員会発行の広報誌「くらし塾 きんゆう塾」Vol.61 2022年夏号(2022年(令和4年)7月発刊)から転載しています。図表のデータは、「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査]」2022年データに更新しています。
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