特別対談
人生100年時代を豊かにする キャリアプランニングと金融リテラシー
経済評論家 山崎 元×金融広報中央委員会委員 日本銀行副総裁 若田部 昌澄
人生100年時代といわれる今、長い人生をより豊かに過ごすために、お金の知識を学び、自分に必要な資産を形成する重要性が高まっています。
数々の企業での経験を踏まえ、個人の資産形成に必要となる知識を伝える経済評論家の山崎 元氏をお迎えし、若田部 昌澄金融広報中央委員会委員(日本銀行副総裁)が対談を行いました。
不確実な世の中だからこそ若い世代に学んでほしい金融リテラシーの必要性について、経済の専門家であるお2人が語り合いました。
目次
- 本対談は、距離の確保やマスク着用等の新型コロナウイルス感染防止対策を徹底したうえで実施しました。
山崎 元
(やまざき・はじめ)
北海道出身。1981年、東京大学経済学部卒業。三菱商事に入社し、その後、野村投信、住友信託銀行、メリルリンチ証券、UFJ総合研究所など12回の転職を経て、現在は、楽天証券経済研究所客員研究員、国家公務員共済組合連合会資産運用委員会委員、株式会社ベンチマーク代表を務める。『超簡単 お金の運用術』(朝日新聞出版)、『難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!』(共著、文響社)など著書多数。
若田部 昌澄
(わかたべ・まさずみ)
神奈川県出身。1990年、早稲田大学大学院経済学研究科修士課程修了。1994年、トロント大学経済学大学院研究科修士課程修了。1998年、早稲田大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。2000年、早稲田大学政治経済学部助教授、2005年、早稲田大学政治経済学術院教授に就任。2017年、コロンビア大学経営大学院日本経済経営研究所客員研究員に就任。2018年より、日本銀行副総裁、金融広報中央委員会委員。
本対談は、金融広報中央委員会発行の広報誌「くらし塾 きんゆう塾」vol.56 2021年春号から転載しています。