ライフプランシミュレーション 生活設計診断
解説
入力画面の解説
家族構成
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現在の年齢を入力します(必須項目です)。
この年齢がシミュレーションの開始時点になります。 -
世帯主については性別を選択できます。
性別は、年間手取り収入、退職金、厚生・共済年金、国民年金、ご自身の結婚費用負担、親からの結婚援助の自動計算のときに男女別統計データのどちらを用いるかによって、計算結果に影響することがあります。 -
結婚予定年齢を入力できます。
その予定年齢の年に、ご自身の結婚費用負担(結婚・出産費)、親からの結婚援助(その他収入)を統計データに基づいて自動計算します。 -
お子さまの年齢・性別の入力により、学費・仕送り(教育費)、親としての結婚援助(その他支出)を統計データに基づいて自動計算します。学費は公立・私立(教育計画)を選ぶことができます。
なお、学費は、公的な支援制度による支給・減免を計算していません(計算する場合は、後述の「一時的な収入」を使用します)。
また、出産予定年齢の入力により、検査・分娩費(結婚・出産費)も統計データに基づいて自動計算します。 -
世帯人員(生計を共にするご家族の数)は、生活費の推計に影響しますので、世帯主・配偶者・お子さま以外の同居中のご家族がいらっしゃる場合は、その人数を入力します。
収入
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現在の職業を選択できます。
選択した職業は、定例収入の推計や年金収入の自動計算に影響します。 -
年間手取り収入に“0”より大きい金額を入力すると、以降は(1)給与所得者の場合は統計データに基づく賃金上昇率、(2)事業所得者の場合は物価上昇率を乗じて定例収入を推計します。
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退職予定年齢に入力された年齢と、年金受給期間の開始年齢に入力された年齢とで、いずれか遅いほうを“老後の開始”として診断します。
なお、退職予定年齢に入力がない場合は、65歳をもって退職すると仮定して診断します。 -
見込み退職金額を入力できます。
見込み退職金額が“0”または未入力の場合は、定例収入の推計に統計データに基づく退職金倍率を乗じて退職金額を自動計算します。 -
世帯主および配偶者退職時に住宅ローンなどの借入がある場合、退職金を返済に充当するかしないかを選ぶことができます。
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年間手取り収入や見込み退職金額のほかに、一時的な収入を見込む場合、最大5種類まで収入(その他収入)として診断に組み入れることができます。
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予定額に入力された金額を、予定時期にそのまま計上します。
支出
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現在の年間生活費を入力します(必須項目です)。
以降は、統計データに基づいた①物価上昇率、②加齢に伴う費用の増減、③世帯人員の増減に伴う費用の増減を加味して、毎年の生活費を推計します。 -
お子さまの学費・仕送り(教育費)は、教育計画(公立・私立の別)などに大きく影響されるため、毎年の生活費とは別に、《家族構成》での入力に基づいて自動で計上します。
このため、現在の年間生活費には学費・仕送りは含めないようにします。 -
家賃・地代は、現在の年間生活費に含めるようにします。
なお、《住宅の購入》で、購入予定年齢や購入金額などともに現在の家賃・地代を入力すれば、住宅購入以降は毎年の生活費の推計から家賃・地代の影響を自動的に調整します。
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生活費、お子さまの学費・仕送り、住宅購入、借入金返済のほかに、一時的な支出を見込む場合、最大5種類まで支出(その他支出)として診断に組み入れることができます。
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予定額に入力された金額を、予定時期にそのまま計上します。
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あなたの生活(重視する消費、消費タイプ)について、それぞれ選択することができます。
シミュレーション結果では、選択にあわせて《あなたの消費スタイル》についてメッセージ・アドバイスを表示します。
なお、いずれも未選択の場合は、メッセージ・アドバイスは表示されません。
老後の生活
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老後の予想年間生活費を入力できます。
金額の予想がつかない場合は、「ゆとりある生活水準」、「普通の生活水準」、「質素な生活水準」のいずれかを選択できます。はじめから「普通の生活水準」が選択されている状態なので、金額を入力せず、かつ生活水準をあらためて選択しなくても、シミュレーションすることができます。 -
《収入》で退職予定年齢に入力された年齢と、年金受給期間の開始年齢に入力された年齢とで、いずれか遅いほうを“老後の開始”として、以降は、《支出》の年間生活費の代わりに、ここで入力(もしくは選択)された生活費をもとに、統計データに基づいた①物価上昇率、②加齢に伴う費用の増減、③世帯人員の増減に伴う費用の増減を加味して、毎年の生活費を推計します。
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“老後の開始”以降に住宅購入予定がある場合は、《住宅の購入》にて、購入予定年齢や購入金額などともに現在の家賃・地代を入力すれば、住宅購入以後は毎年の生活費の推計から家賃・地代の影響を自動的に調整します。
“老後の開始”より前に住宅購入予定がある場合は、毎年の生活費への家賃・地代の影響の調整は行われません(この場合、老後の予想年間生活費として入力される金額には、家賃・地代が含まれていないと考えられるため)。
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考えられるもう1つのケースとして、老後の予想年間生活費をもう1つ入力できます。
ここに入力することにより、生活費の異なる2つの老後を同時にシミュレーションし、結果を1つの画面で比較することができるようになります。
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年金について、年金種別を選択し、年間受給額と受給期間を入力できます。
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年金種別が未選択の場合は、職業の選択に応じて、①給与所得者は厚生・共済年金を、②事業所得者または無職は国民年金を受給すると仮定して、計算を行います。
なお、職業も未選択の場合は、無職として国民年金を仮定した計算を行います。 -
年間受給額が未入力の場合は、年金種別が、①厚生・共済年金なら、年間手取り収入の入力値を加味した統計データに基づく簡易計算で求めた受給額、②国民年金なら、受給満額をもとに、物価上昇率を乗じて毎年の受給額を自動計算します。
なお、年金種別が厚生・共済年金で、年間手取り収入が未入力の場合は、受給額の平均値をもとに毎年の受給額を自動計算します。 -
受給期間が未入力の場合は、65歳から年金受給を開始すると仮定して、計算を行います。
なお、受給開始年齢の繰上げ・繰り下げによる年金受給額の増減は計算していません。
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老後の生活イメージ(老後にしてみたいこと、老後の予定)について、それぞれ選択することができます。
シミュレーション結果では、選択にあわせて《あなたの老後の生活》についてメッセージ・アドバイスが表示されます。
住宅の購入
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住宅の購入について、購入予定年齢、購入予定額(うち自己資金)、住宅ローン年間返済額、完済予定時期を入力できます。
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住宅シミュレーションを行うときは、購入予定年齢、購入予定額の2つを必ず入力します。
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うち自己資金が“0”または未入力の場合は、統計データに基づく自己資金比率を購入予定額に乗じて自己資金を自動計算します。
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購入予定年齢のときの貯蓄残高が自己資金に足りない(計算となる)場合、自己資金が用意できるように住宅積立(その他支出)を自動で計上します。
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購入予定額から自己資金を除いた金額は、住宅ローンにより借入れ、購入予定年齢の翌年から住宅ローン返済を行う形で自動計算します。
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住宅ローン年間返済額と完済予定時期が未入力の場合は、統計データに基づいて毎年の返済額(借入金返済)を自動計算します。
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住宅ローン年間返済額が入力され、完済予定時期が未入力の場合は、入力された住宅ローン年間返済額と購入予定額(自己資金を除く)をもとに、完済時期を自動計算します。
なお、住宅ローンの金額と統計データにてらして、入力された年間返済額ではいつまでも返済が終わらない計算となってしまう場合は、入力された年間返済額を用いず、統計データに基づいて自動計算した毎年の返済額を計上します。 -
完済予定時期が入力され、住宅ローン年間返済額が未入力の場合は、入力された完済予定時期と購入予定金額(自己資金を除く)をもとに、毎年の返済額を自動計算します。
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なお、住宅ローン年間返済額と完済予定時期がともに入力されていても、入力された金額と時期では住宅ローンの元金(自己資金を除く購入予定金額)に足りない場合は、シミュレーションボタンを押したときに住宅ローン年間返済額の修正を促すメッセージが表示されます。
また、毎年の借入残高は、各入力値をもとに金利を近似的に求め、その金利を用いて自動計算しますので、誤差がでることがあります。 -
現在の家賃・地代を入力することで、購入予定年齢以降は毎年の生活費の推計から家賃・地代の影響を自動的に調整します。
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考えられるもう1つのケースとして、住宅の購入にかかる各項目をもう1つ入力できます。
ここに入力することにより、条件の異なる住宅の購入について同時にシミュレーションし、結果を1つの画面で比較することができるようになります。
貯蓄・借入金、診断ボタン
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現在の貯蓄額を入力できます。
入力された金額と統計データにより毎年の利息(その他収入)を自動計算します。 -
現在の借入金額を入力できます。
入力された金額と統計データにより毎年の返済額(借入金返済)を自動計算します。 -
毎年の計算で、収入合計から支出合計を差し引いた金額(すなわち収支)がプラス(黒字)の場合は、その金額を貯蓄に組み入れていきます。
収支がマイナス(赤字)の場合は、その金額を①貯蓄があるときは貯蓄から差し引き、②貯蓄がない(なくなった)ときは借入金に組み入れていきます。
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シミュレーション結果は、表なしと表ありを選ぶことができます。
表なしの場合は、年表形式の将来予測(シミュレーション結果一覧表)、老後、住宅シミュレーション一覧表による具体的な数値は表示されません。