ニューノーマル時代に考える「移住」という選択肢
新型コロナウイルス感染症の拡大によるテレワーク(情報通信技術を活用した柔軟な働き方)の普及により、私たちの働き方や暮らし方は大きく変化しています。通勤回数が減り、都会に住むメリットが薄れたことで、より快適な住環境を求め地方移住を志向する人が増える傾向にあるようです。ニューノーマル(新常態)の時代を迎えた今、地方移住の実態と成功のポイントについて考えてみます。
目次
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(働き方や目的別で移住先を絞込む)
- コロナ禍で高まる地方移住への関心
- 地方移住に際して準備するべきこと
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(支援金や制度の活用と移住後のリスクを事前に考える)
- 地方移住をサポートする支援金や制度
- 移住前に考えておきたい収入と支出の変化
- 移住に伴うリスクに備え「想定外」を「想定内」にする
監修
- 中里 邦宏(なかざと・くにひろ)
- ファイナンシャル・プランナー(CFP®)、日本証券アナリスト協会検定会員、1級DCプランナー。移住家計コンサルタントとして地方移住に関するアドバイスを行う。
- 藤波 匠(ふじなみ・たくみ)
- 日本総合研究所調査部上席主任研究員。主として地方再生、人口問題の研究に従事。著書に日本経済新聞出版社『人口減が地方を強くする』、『地方都市再生論 暮らし続けるために』など。
本コンテンツは、金融広報中央委員会発行の広報誌「くらし塾 きんゆう塾」Vol.61 2022年夏号(2022年(令和4年)7月発刊)から転載しています。
広報誌「くらし塾 きんゆう塾」目次