平成16年度 全国キャラバン金融講座
全国キャラバン金融講座の模様
マネー情報知るぽると 金融広報中央委員会が主催する「全国キャラバン講座」が、10月23日（土）からスタートしました。全国各地22会場で実施します。
10月23日には、東京、金沢、岡山で「ペイオフ解禁拡大」をテーマに、仙台では「金融トラブル」をテーマにキャラバン講座を全国4会場で開催しました。
ペイオフ関連では、まず預金保険制度が平成17年4月から変わり、決済用預金のみ全額保護される点について、リードスピーカーからわかりやすく解説されました。続いてメインスピーカーがそれぞれの立場から持論を踏まえて、一段と自己責任を求められるようになってきた預金者として、どのように考えるべきか、どのように行動するのがよいと思われるかについて講義されました。
参加者の方からは、「今なぜペイオフ解禁なのですか」「実際に金融機関が破綻した場合、いつ頃預金を引き出せるのですか」といった質問のほか、「メインスピーカーのお話がもっと聴きたい」という声が聞かれました。
また、仙台では金融トラブルについて実際に起こった事例をもとに、知っておきたい金融知識や法律知識が紹介されました。金融トラブルについての臨場感あふれる講演に、多くの参加者は圧倒されました。
参加者の方々からは、「若者が多重債務に陥らないための留意点を教えてほしい」「偽造カードについて法律上の取扱いはどうなっているのか」などといった質問がされました。
これらふたつの主題で、これからも全国でキャラバン講座が開催されますので、お近くの方はぜひお越しください。
