ナビゲーションをスキップして本文へ

これより本文です

金融用語解説

ストックオプション(stock option)とは

会社が役員や従業員に対して、将来の一定の期間内に、あらかじめ決めておいた価格で、一定数の自社株式を買い取る自社株購入権(オプション〈option〉)を与える制度。

アメリカでは1920年代に誕生して以来、普及してきた制度である。日本では1997年の商法改正により解禁された。

権利を行使する時点で、自社の株価があらかじめ決めておいた価格より高いときにはその差額を利益として受け取れるが、安い時にはあえて権利を行使しなくてもよい。

このように役員や従業員にとっては、会社の業績が上がり株価が上昇すれば、それに連動して自分にも利益が還元されるという一種の報酬制度で、社員の労働意欲を高める効果もある。ベンチャー企業の経営者の巨額報酬はこれによる恩恵によるところが大きいとも指摘されている。

この情報は、2015年(平成27年)10月時点の情報です。

著名人・有識者が語る一覧をみる

  • 日本文学研究者・早稲田大学特命教授 ロバート キャンベルさん
  • 歌手・タレント・女優 森公美子さん
  • 映画字幕翻訳者 戸田奈津子さん
  
  • Let's チョイ読み!

おすすめコンテンツ

  • くらし塾 きんゆう塾
  • 刊行物のご案内
  • 金融経済教育推進会議
  • ナビゲーター
  • 伝えたいこの一言~生きるために大切な力
  • 金融リテラシー 講師派遣・講義資料・講座