金融用語解説
消費者運動とは
消費者問題の解決・防止と消費者の権利の確立を目指す社会的運動のこと。
日本では、戦後1945年に大阪の主婦たちが始めた物資獲得運動や、1948年に結成された主婦連合会(主婦連)結成のきっかけとなった不良マッチ追放運動から始まったとされ、これら初期の、主として女性による運動はおしゃもじ運動と称された。
その後1960年代以降、米国の弁護士・社会活動家R・ネーダーの影響を受け、告発型の運動が日本消費者連盟などによって行われるようになった。
生活協同組合も消費者運動の一形態と見なされる。
近年は、環境問題、経済政策、税制、政治献金、情報公開制度、原発問題など、消費者運動の幅が広がってきている。
この情報は、2015年(平成27年)10月時点の情報です。