金融用語解説
消費者市民社会とは
消費者自らが、現在および将来の世代にわたって社会経済情勢や地球環境に影響を及ぼし得ることを自覚して消費行動をする社会。また、その消費者の行動により公正で持続可能な社会の形成に進んで参画する社会を指す。
消費者教育推進法は、消費者教育の理念として、消費者市民社会の形成を明確に位置づけた。主体的な消費者として社会参加を
促し、悪質な事業者を市場から駆逐したり、環境配慮型の商品やフェアトレード商品の選択をするなど、消費者の社会的影響力によって持続可能な社会の実現を目指そうとするもの。欧米の消費者教育の考え方にその源流がある。
この情報は、2015年(平成27年)10月時点の情報です。