金融用語解説
需要・供給とは
需要とは、ある商品を買おうとすることであり、供給とは、ある商品を売ろうとすること。
一般に、ある商品の需要量は価格が上昇すると減少する。逆に供給量は価格が上昇すると増加する。そして、ある商品の需要量が供給量よりも大きい場合には価格は上昇し、供給量が需要量より大きい場合には価格は下落する。
市場経済においては、価格の上がり下がりによって需要量と供給量が調整される。
需要量と供給量が一致するところを均衡点といい、そのときの価格を均衡価格という。自由競争の結果として到達した均衡点では、資源が必要なところに必要なだけ配分されるため、不足や無駄が生じない。これを資源の効率的配分という。
この情報は、2015年(平成27年)10月時点の情報です。